よくある質問 太陽光発電

  • 太陽光発電と太陽熱温水器って違うの?

A
太陽光発電は降り注ぐ太陽の光を受けることによって電気を発電します。
その電気がパワーコンディショナーを経由することで交流に変換され、ご家庭などで使用する電気を賄うことができます。
太陽光/ソーラーと聞くと太陽熱を利用する温水器をイメージされる方が多いですが、熱を使ってお湯を作る太陽光温水器と違い太陽光発電は住宅などで使える電気を作るシステムです。

  • セル、モジュールってなに?

A
セル…シリコンを結晶化させてインゴットという結晶柱をつくり、これを薄く切り、電極化したものです。
モジュール…セルを必要枚配列し、屋外で使用できるように強化ガラスやアルミフレームでパッケージ化したものです。一般的にパネルとの言います。

  • 天気の悪い時(曇り・雨)は発電するの?

A
天気の悪い時(曇り・雨)も発電量が少なくなりますが発電します。
発電量が落ちるといっても設置されたご自宅で電気が使えなくなることはありません。
発電量が少ない時、足りない電気は電力会社から買いますので日常生活に影響はないです。(システムが自動で行いますので、特別な操作は必要ありません。)

  • 一年中発電は行いますか?

A
季節によって一日の日照時間が異なりますので発電量は変動しますが、積雪や大雨等で昼間に太陽の光が太陽光パネルに届かない場合を除き、年間を通じて発電を行います。一般的には5月頃や日照時間の長い夏場が、年間を通じて一日の発電量が多い時期です。

  • 夜は発電するの? 昼発電した電気を貯めて使えるの?

A
太陽の光を電気に変えているので太陽の照らない夜は発電できません。
太陽電池と呼ばれますが電気を貯めることはできません。(蓄電池を使用するとこの限りではございません。)
天気が悪い時と同様で発電していない夜に家庭で使う電気は電力会社から電気を買うことになります。

  • 電力会社に発電した電気を売ることができるって聞いたけど?

A
屋根で発電した電力で、家庭で使いきれなく余った電気は、電力会社に買い取っていただけます。余った電気は売る、足りない電気は買うといったことは自動的に行われます。
(売電をするには電力会社と受給契約を行う必要があります。)

  • 停電したときはどうなるの?

A
停電したとき、晴天時の昼間であれば、パワーコンディショナの切り替えにより太陽光の専用コンセントから最大1500wまでの電源として使用することができます。

  • 環境貢献度は?

A
3kwシステムで約300坪の森林が吸収するCO2を削減します。

  • パネルの汚れによる発電量の影響は?また掃除は?

A
ほこりなどの汚れは雨によって洗い流されるので掃除の必要はほとんどないと思われます。木の葉や鳥の糞などは部分的に付着しても発電量が大きく損なわれることはありません。例えば油性浮遊物が付着し雨水だけでは流されない場合など、特別な場合を除いて掃除は特段必要ありません。
雨などで除却できない場合や気になる汚れがある場合は、私どもにご相談ください。

  • パネル設置の方位や設置角度は発電量に影響ありますか?

A
方位・角度ともに影響があります。
特に設置の方位の影響は大きく、年間の日射量が異なることから発電量も異なります。一番良いのは南向きです。
設置角度は全国平均的に30度がベストとされています。20度~30度程度の傾斜であれば発電量にほとんど変わりはありませんので、通常は屋根勾配に合わせた設置をします。

  • モジュールガラスの反射についてはどうですか?

A
特殊ガラスを使用しており、窓ガラスほど反射しない表面となっており、とくに問題になったことはほとんどありません。ただし北面は、近所の住宅の南側と対面するので注意が必要です。

  • 積雪が多いですが設置はできますか?

A
積雪の場合は太陽電池モジュールへの日射が遮られるため発電はできなくなります。
傾斜を持たせた太陽電池パネル上へ光が届く程度の僅かな積雪であれば太陽電池セル部の蓄熱と周囲の気温上昇により一部の雪が溶け滑落しますし、発電も期待できます。一方積雪量が多く太陽電池モジュールに光が届かなければ発電はできなくなりますので、多雪地域では雪がパネルから滑り落ちる角度に工夫したり、雪を流すスプリンクラー等の配慮をして計画します。

  • 太陽電池パネルを設置すると夏涼しく、冬暖かいって本当?

A
設置前後で屋根裏の温度に下記のような変化があります。

※太陽電池モジュール表面温度
※屋根材はコロニアル
※新エネルギー財団HPより

  • 耐久性や屋根への負担は?

A
太陽電池モジュールおよび架台の重さは和瓦に比べ1/4~1/5と軽く、屋根への荷重は通常の家では問題ありません。また、ねじれ、振動などに関する試験や強度計算により、十分な検討のうえ設計しています。

  • 風・台風の心配は?

A
屋根への太陽電池の取り付け強度は、建築基準法に基づき瞬間化最大風速60m/s(地上13m)の風でにでも耐えられるよう設計されていますのでご安心ください。
とはいえ、品質の悪い工事をしてしまうと雨漏れやモジュールが飛ぶ被害もあります。工事については十分に検討をしてください。

  • ひょう(雹)の心配は?

A
モジュールのガラス面はJIS規格の強度に適合した強化ガラスを使用しております。

  • 初期費用はいくら位かかる?

A
設置費用は、御屋根の大きさ、ご希望のシステムによって変わってきます。
オーダーメイドに近いのが特徴です。概算見積もお気軽にお問い合わせください。

  • 経済性は?初期費用の回収は?

A
経済性を重視しますと費用対効果が出るのはオール電化のほうがお得です。
今まで、光熱費をたくさん使われていたお宅ほど、費用対効果が出やすいです。
条件にもよりますが、初期費用を10年以内に回収できるシステム提案も可能な場合があります。

  • 発電して余った電力の売電の詳細は?

A
自宅で発電して余った余剰電力は電力会社に売ることができます。現在の制度は2009年11月よりスタートしたもので、太陽光発電システムの設置時期によって売却できる単価が変わります。現在は住宅用は42円/kwh、非住宅用は40円/kwhとなります。尚、この単価や制度の詳細については、年度ごとに変更になる場合があります。

  • 年間電気料金の算出方法は?

A
ひと月の電気料金領収書にある電気料金襟から、おおよその年間電力料金を算出することができます。

(ひと月の電力料金) ÷ (当該月構成比) × 100

  • 分割払い(ローン)については?

A
太陽光発電システム専用のソーラーローンがご利用できます。
最長で15年(180回)になります。金利は長期プライムレート+1.5%です。
住宅ローンとは連動していませんので、新たに組み込むことが可能です。
ソーラーローン以外にも各種金融機関でエコリフォーム向けのローンがございます。

  • 設置後のメンテナンスは?

A
太陽光パネルは、基本的に稼動部分がありませんのでメンテナンスフリーです。(期待寿命20~30年以上)ただし、パワーコンディショナは電気機器なので、基本的には15年前後で交換が必要となります。(費用は、パワーコンディショナ機器費及び電気工事代が発生します)
設置後は点検およびメンテナンスを行い、異常箇所の発見に努めています。各メーカー共に故障に対するシステム10年保証を設けており、10年以内のトラブルに関しては、メーカー保証での対応となります。

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